東京の港区は高級というイメージがある方も、多いかもしれません。ハイグレードな地域に住みたいと思う方へ港区は大変おすすめできますが、港区の魅力はそれだけではありません。港区と一口にいっても住むエリアが違うだけで、街の雰囲気や特徴、住み心地も大きく変わるのです。
そこで今回は、港区とはどんな地域なのか港区の魅力についてご紹介いたします。
港区はどんな地域？港区の魅力は？
港区は流行スポットと住まいが隣り合う町
港区といえば旧官庁や新しい住宅、有名なレストランや観光スポットが数多くあります。しかし江戸時代までは、多くの武家屋敷があった住宅街でした。さまざまな歴史のなかで変貌を遂げ、現在では昔ながらの住宅街と流行スポットが入り混じった街となっています。
地域によってさまざまな顔を持つ港区
戦後の港区の赤坂地区には大きなビルが立ち並び、レストランや高級料亭がたくさんできました。さらには各国の大使館の駐在員や芸能人、ファッションモデルなどが出入りするようになったのです。街全体も華やかな雰囲気となり、流行の最先端の街として発展していくことになりました。
対して高輪地区は、歴史的な建造物が数多く残っており、緑に囲まれた落ち着いた雰囲気の街となっています。芝浦南港地区は大規模な埋め立てが行われ、高層マンションが建ちならぶ開発地区となっているのです。このようにエリアによって、まったく違った街並みが広がるのも港区の特徴です。
港区の住みやすさのポイント
高級ブティックやオフィスが立ち並ぶ港区は、家賃が高いというイメージをお持ちの方もいるかもしれません。利便性のよさに関しては、右に出るものはないでしょう。以下からは港区の住みやすさのポイントをご紹介しましょう。
交通の便がいい
港区に住むにあたって、交通の便のよさは一番のメリットといえます。東京の主要駅である品川駅・新橋駅・浜松町駅は、すべて港区にあるのです。また山手線・東京メトロ銀座線・丸ノ内線、さらに日比谷線・千代田線・半蔵門線、都営三田線や浅草線など数多くの路線が走っています。どこへ行くにもアクセスしやすく、小回りが利いて動きやすい街です。
利用施設が身近に集中している
日々のお買い物のスーパーや、休日のウィンドウショッピング、病院や役所なども充実していてなにかと便利です。数多くのお店が集中していますので、自分が使いやすいお気に入りのお店を見つけることも港区なら可能でしょう。
またエリアによっては、下町の商店街のようなところもあります。高級店だけでなく、庶民的なお店も多い特徴をあわせもっているのが港区です。
働く場所に困らない
港区には大企業をはじめ、さまざまな会社やオフィスが軒を連ねています。商業施設も充実しているため、働くところに困りません。パートに出たい主婦の方は、自分の働きたい条件にあった勤務先を見つけられることでしょう。
港区の各エリアの住みやすさや特徴
以下では港区の各エリアの住みやすさや、特徴をご紹介します。
ビジネスの中心となるエリア
ビジネスの中心となるエリアは、六本木・赤坂・麻布、新橋・浜松町などです。昼夜に渡って多くの人が出入りしている街でもあります。とくに六本木・赤坂・麻布にはテレビ局が多いですので、芸能人を見みかけることが多いかもしれません。
IT企業の中心となるエリア
表参道や青山は 、IT 企業が多く立ち並ぶエリアでもあります。六本木ヒルズなどは非常に有名です。富裕層が多く住んでいて、家賃も高くなっています。
住宅街エリア
港区の中でも住宅街エリアとして有名なのが、白金・高輪・芝浦港南ベイエリアです。白金・高輪は、高級住宅地としても有名です。有名な私立学校が集まっており、ファミリー層も多くいます。
芝浦港南ベイエリアは港区では珍しく、自然に囲まれたエリアとなっているのです。景色がよく落ち着いた雰囲気のため、移住してくる方も多くいます。
まとめ
今回は港区の住みやすさについてご紹介いたしました。エリアによってまったく違った顔を見せる港区は、実際に足を運んでみなければ住み心地など想像できないかもしれません。住みたい街に行ってみて、その街で一日過ごしてみてもいいかもしれません。
表参道青山六本木のようなイメージが強い港区は、芝浦港南ベイエリアのような自然に囲まれた場所もあります。都会から程よく近いところでゆっくりできるような場所をお探しであれば、こういったエリアを検討されてもよいでしょう。
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