庶民もお金持ちも住む街「大田区」の住みやすさとは?

庶民もお金持ちも住む街「大田区」の住みやすさとは?

東京23区というと、千代田区や渋谷区・新宿区といった有名な区が注目を浴びることが多いことでしょう。しかしそれ以外の、庶民的な街の人気も高まってきています。なかでも有名どころである田園調布を抱える「大田区」は、住みやすい街として人気が出ているのです。

今回は、大田区がどういった街で、どの程度の住みやすさなのかといった点をご紹介いたします。

庶民の街だけど、高級な街!?大田区

東京23区のなかでも、庶民的・一般的なイメージが強いのが、「大田区」です。そんな大田区は、イメージ通りの庶民的な一面がありますが、高級住宅地としての一面ももっているのです。大田区は、どういった特徴がある街なのかをご紹介します。

大田区の特徴

大田区は、東京都の最南端に位置する街です。面積は約60キロ平方メートルあり、これは東京都の中で、もっとも広い区となっています。なんと東京都の全面積の約10分の1が、大田区の面積となるのです。

大田区には、約70万人が住んでいます。東京23区の中でも上位に位置する人口の多さではありますが、面積が広いため、人口密度はあまり高くありません。

大田区という街を一言で表すと、「生活レベル差の大きな街」となります。70万人の住人の中には、イメージ通りの庶民的な人がいれば、高級住宅街に住むお金もちも存在しているからです。

大田区の中でも庶民的な街といえば、「大森」や「蒲田」などがあります。これらの街では、庶民的な居酒屋や商店街・家賃の安いアパートなどが立ち並んでおり、若者にとっては住みやすい街となっています。

一方で、大田区を代表する高級住宅街といえば、「田園調布」があります。田園調布には一般的なお金もちだけでなく、有名アーティストや芸能人といった人が住んでいることもあるのです。

大田区の住みやすさ

大田区には、さまざまな生活レベルの人が住んでいます。大田区の住みやすさはどうなのかをみていきましょう。

大田区の交通の便からみる住みやすさ

まずは、交通アクセスの面からみていきます。日本を代表する国際空港である「羽田空港」は、じつは大田区にあるのです。日本全国だけでなく、世界各国へ飛び立てる羽田空港までの交通網も、しっかりと整備されています。

まずは電車で羽田空港へ行く場合、京急線、東京モノレールなどを利用できます。大田区にはそれぞれの駅である「京急蒲田」と「昭和島」があり、羽田空港まで電車で簡単に行けるのです。

車で羽田空港へ場合も、環状8号線や第一京阪・東京湾アクアラインといった主要道路を通って、簡単に行けます。

東京都心へのアクセスもよく、30分から40分ほどあれば、中心部へ行けるのです。また、大田区は東京都の最南端に位置しているため、横浜へのアクセスも抜群です。

大田区の治安からみる住みやすさ

大田区のなかでも田園調布は、抜群の治安のよさを誇っています。高級住宅街のため、住んでいる人の防犯意識が高く、警備やパトロールが頻繁に行われているからです。

そのほかの街でも住民がパトロールや防犯活動を行っており、通学路への防犯カメラの設置などを行っているので、治安がよく、安心して住める街となっています。

大田区の福祉・子育て施策からみる住みやすさ

大田区はほかの区にはない、独自の子育て制度を取り入れています。児童手当や出産育児一時金といった基本的な制度だけでなく、そのほかの手厚い制度があるのです。

たとえば「認証保育所保育利用料助成」制度があげられます。これは、東京都の認証保育所に子どもを預けている、保護者に支払われるものです。受け取るためには細かい条件がありますが、小さな子どもをもつ家庭にとって大きな助けとなるでしょう。

そして「子ども医療費助成制度」も充実しています。大田区では、0歳から中学生相当年齢の子どもが対象となっています。かかった医療費の自己負担分や、入院したときの食事療養費の標準負担額を助成してもらえるようになっているのです。

そのほかにも、子どもと家庭を手厚くサポートする「子ども家庭支援センター」や、妊婦やその家族のサポートを行う出産・育児支援事業などが存在しています。

大田区は待機児童の数が東京23区の中でも多くなっていますが、その解消にも力を入れており、新たな保育所の開設を予定しています。

また、小さい子どもが遊べる城南島海浜公園や、萩中公園プールといったレジャー施設が多くあるのも、大田区が子育てしやすい理由のひとつです。

大田区の買い物環境からみる住みやすさ

大田区では近年、蒲田や大森などといった駅前が整備され、大型商業施設ができています。一通りの買い物はそこで済ませられるうえ、少し足を伸ばせば、都心や横浜で買い物もできる環境となっているのです。

大田区の家賃相場からみる住みやすさ

大田区の一般的なファミリー向け物件の家賃は、東京23区の平均よりも、少し安めとなっています。しかし、田園調布や石川町などは、高級住宅街であるため、高めの家賃相場です。

大田区で住みやすさ抜群のオススメの街

以上のように、大田区は、非常に住みやすい街といえます。なかでも「鵜の木駅」「田園調布駅」「大森駅」周辺は、いずれもアクセスがよく、治安もよいのが特徴です。また、商店街やスーパーもあるため、大変住みやすい街となっています。

まとめ

大田区は治安がよく、買い物にも困らないため、大変快適に住めることでしょう。とくにこれから出産を控えている家庭や、小さな子どもがいる家庭に対してサポートが手厚いため、そのような家庭にとって、大変住みやすい街といえます。

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