【初心者向け】不動産投資ってどんなもの? 初心者向けのハウツーを解説!

【初心者向け】不動産投資ってどんなもの? 初心者向けのハウツーを解説!

近年、不動産投資の環境が整備され、少ない資金でも、サラリーマンでも気軽に不動産投資が行えるようになりました。今や不動産投資の情報は気軽に手に入るようになりましたので、初心者でも挑戦したいという方も多いのではないでしょうか。

今回は、不動産投資に興味のある初心者の方向けに、不動産投資はどんなものなのか、投資の流れやメリットなどを解説します。

「不動産投資」とは?

不動産投資とは、そのままの意味で、不動産への投資を指します。投資といえば株式投資や仮想通貨など、さまざまな金融商品がありますが、不動産投資は、持ち家や物件、土地などの不動産に対して資金を投じる投資です。

通常の株式投資であれば、投資額に対する売却益を狙って投資を行いますが、不動産投資の場合は、2種類の利益を出せます。

不動産を人に貸すことによって長期的・継続的に得られる賃料収入(インカムゲイン)と、不動産の売却によって得られる利益(キャピタルゲイン)、この2つが、不動産投資によって得られる利益です。

かつてバブル期に流行った日本での不動産投資は、土地価格が継続的に上がり続けていたこともあり、後者のキャピタルゲインを見越した短期的な投資が中心でした。しかしながら近年の主流は、前者のインカムゲインをメインとし、中長期的な視点をもって行う投資になっています。

不動産投資はなぜ注目されているの?

なぜ近年、不動産投資が注目されているのでしょうか。

かつては預貯金を銀行に預けるだけで、金利がついてお金が増えた時代がありました。しかしながら、現代は世界的に「低金利政策」が敷かれている世の中となっていて、預貯金などの現金の資産からは、ほとんどお金が増えません。

また、日本は年金支給年齢引き上げなどが実際に行われはじめ、年金制度崩壊がささやかれている「年金不安」の世の中でもあります。政府からも、老後資金不足に向けて資産運用を推奨する報告書が出るなどし、多くの人々が資産運用に興味をもっています。

そうした世の動きのなかで、不動産投資は株式投資やFXなどのほかの投資と比べるとリスクが少なく、それなりにリターンが安定的に得られることもあって、「ミドルリスク・ミドルリターン」な資産運用として、注目が集まっているのです。

不動産投資のメリットとは?

それでは、不動産投資にはどういったメリットがあるのかをご紹介しましょう。基本的には、以下のようなメリットがあります。

  • 節税効果が高い
  • まとまった資金が必ずしも必要ないのでリスクが少ない
  • 賃料収入によって、安定したインカムゲインを見込める
  • 東京都心や海外新興国の物件であれば、キャピタルゲインも見込まれる
  • 投資信託を使うことで、1口単位からの少額投資も可能

また、少額投資も可能であるだけでなく、実際の運用や管理をプロに委託できるので、時間がないサラリーマンに向いている投資方法といえるでしょう。

不動産投資のはじめ方は?

さまざまなメリットを知ったところで、いよいよ不動産を購入する場合、「投資はどのようにはじめればいいの?」という点について、簡単に解説しましょう。

まずは目的を明確に、情報収集を行おう!

不動産投資は、何もわからずにやみくもに探しても、うまくいきません。まずは「目的」をはっきりと決めましょう。投資には適切な筋道というものがあり、目的に合った投資行動をしなければ、運用は難しいでしょう。

資産を拡大したいのか、安定した賃料収入で老後資金に役立てたいのか、また、物件をもち続けるのか、売却するのか。不動産投資を通して、どのような目的を達成したいのかを明確にしないと、物件探しからつまずいてしまいかねません。

また、自己資金や信用情報などから、自分が組めるローンや融資で調達できる資金の限度額を見積もっておくことも大切です。

投資の目的と、自分が投資に回せる資金規模を明確にしたら、ポータルサイトや不動産会社の実店舗などで物件の情報収集を行いましょう。目的と資金が明確であれば、情報収集も効率的に行うことができます。希望を伝えて、エージェントに任せることも可能です。

物件を直接購入する場合は、物件を実際に見よう

気になる物件がいくつか見つかったら、まずは資料請求を行って細かい情報に目を通し、物件が自分の目的に見合っているかを詳細にチェックします。また、提示された情報だけをうのみにせず、自分が住む物件と同じ目線で、周辺環境も含めて、詳細な現地調査も行っておくと安心です。

購入したい物件をしぼったら、不動産会社に「買付申込書」を提出しましょう。買付申込書は、簡単にいうと、買付の意思表示を書面で行うための書類です。値引き交渉など調整したい条件も、この際に伝えるといいでしょう。

ただし、最終的に売却先を決めるのは売り主なので、買付申込書を出したからといって、確実に買えるとは限らないので注意が必要です。

買付申込が受理されれば金融機関に融資相談を行い、事前審査に通ったら売買契約、契約後に本審査に通れば、決済や登記を経て、引き渡しとなります。

投資信託で小口投資をする場合はまずは口座開設を!

不動産をまるまる取得するのではなく、J-REITなどの不動産投資信託を利用する方法があります。これは、実際に不動産を買うよりも、はるかに簡単に投資をはじめられます。

また、少ない資金でもはじめられますし、難しい運用面はすべてプロにお任せできるので、個人の方やサラリーマンなどの勤め人に向いた投資方法です。

ただし、投資をはじめるには投資用の口座開設が必要になりますので、銀行やファンドを販売している証券会社などに行って口座開設の手続きと、ファンドの購入を行いましょう。1口から投資が可能なので、資金が少額であっても、気軽にはじめられますよ。

まとめ

初心者に向けた不動産投資の基礎知識やメリット、はじめ方について解説しました。投資信託の普及やインターネット取引環境の発達によって、ますます気軽に行えるようになっています。とくに実際に不動産を購入できる場合は、高い節税効果が見込めるので、サラリーマンでもはじめない手はありません。

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